恋愛体験談まとめ

胸キュン、切ないエピソード集めました。

その時の自分は男子校上がりということもあり、異性に対して告白することは想像の付かない未知の経験でした。

time 2015/12/17

その時の自分は男子校上がりということもあり、異性に対して告白することは想像の付かない未知の経験でした。

大学に入学して半年が過ぎようとしていた頃の話です。

その時の自分は男子校上がりということもあってか異性に対して告白することは最大の夢であり、また想像の付かない未知の経験でした。

中学生や高校生(自分は高校は男子校だったので中学の頃しか当てはまりませんが)の頃の恋愛とは全く次元の異なるものが大学生の恋愛だと思っていた当時の自分は、それを経験する為のファーストステップである告白に対して期待と不安が入り交じった、それでいて焦燥感に駆られる不思議な感覚を常にどこかで感じていました。

男子校上がりの学生にありがちなエピソードとしてよく耳にする、異性と話すことが出来ないか緊張して本来の自分が出せないということも特になく、男女隔てなく順調に友達が増えていく中でその感覚は徐々に大きくなっていきました。

折りしもその時、同じ学部・学年の女子に気になる人がいたのです。言葉少なめではあるものの穏やかで物腰も柔らかいその人柄に惹かれるものがあったのでしょう。やり取りを何度か交わす中で自分は彼女に告白することを誓いました。

あくる日、自分は彼女をカフェに誘いました。
窓に背を向ける形で椅子に腰かけた彼女は綺麗で思わず言葉を飲み込んでしまう程でした。その姿を見つめた時、告白するなら今しかないという思いが込み上げてきたのを今でも覚えています。
と言ってもすぐさま行動に移せた訳ではありません。常に感じていた不思議な感覚が大きな葛藤へと姿を変え自身を追い詰めていったのです。

よもやま話をしながらも心の中では告白を受け入れてもらった後の輝かしい未来に対する期待と、告白が受け入れられなかった後に訪れる今後の大学生活への暗い影に対する不安がせめぎ合っていました。

結局、行動に移す後押しをしてくれたのは時間でした。

話のネタも段々と少なくなり、彼女もこの後に控えている用事に関心が向きだした頃でした。このまま悩んでいては折角の機会を逃してしまうのではないか、いやそれどころか彼女を逃してしまうのではないかと覚悟を決めて彼女に告白したのです。

今にして思えば事前の駆け引きもロマンスの欠片もない全く無粋な告白でした。しかしそれでも彼女は驚きに目を瞠りつつも快諾してくれたのです。
その後のことは余り覚えていません。

彼女の手を取って「ありがとう」と言ったかも知れませんし、安堵感から脱力してしまい思わず椅子から転げ落ちてしまいそうになったのかも知れません。ですがはっきりと覚えていることがあります。それは告白を受け入れてくれた後の彼女の笑みです。

もしかすると本当に椅子から転げ落ちてしまいそうになっていたのでしょうか。その笑みは自分の滑稽なその姿を笑った時のものかも知れません。少なくとも言えるのは、向けられた笑みは友達に見せるものではなく、もっと親密な関係になった相手に見せるものだったということです。

あれから時は流れ、大学生の恋愛に憧れていた男子校上がりの1年生も卒業までの学生最後の空き時間をどの様にして過ごすかを考える4年生になりました。

今に至るまでに先輩や後輩、同学年に告白した・告白されたと色々な恋愛を経験することになりましたが、あれほど勢い任せで不器用で無骨でありながらも、どこかきらきらとしていて再び手を伸ばしたくなる様なあの告白の瞬間が今でも一番心に残っているのです。

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