2016/02/09

私の大学時代の話である。私は当時大学3年生であった。同じ学年の女の子に恋していた。
実習などがよくる、大学だったのですが、その子は出席番号が一つ違いなので、同じグループになることが多かった。
その子はとても美人でとても優しい子だったのだ。恋愛経験の全くない私は、好きになっても告白なんてできないので、日々もんもんと暮らしていた。
男友達もいないくらいシャイな人間であったので、女の子とも付き合えるわけがないのである。
そんな中、1年経ってもなにも進展がないまま(当然ですが)でした。日に日に思いが募っていきます。
彼女は趣味があり、バイクに乗っていました。その姿はとてもスタイリッシュで実に美しい。
そこで私は同じ趣味を持とうと思い、バイクの免許を取ったのである。今思えばすごい行動力だ。
無事にバイクの免許を取得したのである。そして念願のバイクも購入した。
そして授業の時に思い切って、そのバイクの話をしてみたら、とても嬉しそうに話を聞いてくれた。
私は夢中になり、話していた。話を聞いてくれる彼女はとてもかわいかった。そんな中、ツーリングに行こうよという話をしてくれたのだ。私は有頂天になってしまった。心の中ではサンバがなっていた。
いいに決まっているよ。と心の中で答えていた。これは恋愛に発展するに違いないとほくそ笑んでいました。
当日、ツーリングに行った。二人でだ。こんなことになるとは、本当に免許を取ってよかった。
ツーリングが終わって、夕食に行くと、その子に彼氏がいることがわかった。
私は失望した。そうして私の恋は告白する前に終わった。でも楽しかったよ。ありがとう。